シラーPERとは
シラーPERとは、ノーベル経済学賞を受賞したことがあるロバート・シラー教授が
割高・割安の判別を行うために開発した指標のことです。
過去10年の間で1株あたりの利益から平均をとり、インフレ率が一定値ことなることからこれを調節し
実際の純利益でPERを出す方法です。
大事な言葉「1標準偏差上昇分」
統計を開始した1881年から100年間でこの偏差値を超えたことは4回しかありません。
世界恐慌、ITバブル、コロナショックなどです。
ですので世界的に株価が飽和状態であることは間違いなく、いつ調整が起こってもおかしくはありません。
今後は?
コロナショックのはざまに生きる私たちはこの状態を常に頭の片隅に入れつつ冷静なトレードを心掛け、
リスクオフの際には円買いを想定した準備が必要になってくるはずです。